会話に困った時、思い出して欲しいこと
[恋活・婚活 ひな恋コラム]
「何を話せばいいかわからなくなるんです」
婚活の場で、そんな言葉をよく耳にします。
沈黙が流れると、心が少しだけ焦ってしまう。早く何か言わなきゃ、と。
でも実は、会話が止まってしまう理由は“話題がないから”ではないことがほとんどです。
人は、ここは安心できる場所だ。否定されない相手だ。そう感じて、初めて心を動かせる生き物。会話も同じで、安心感がなければ、続かないのです。
うまく話そうとしなくていい理由として、会話に困ったときほど、無理に盛り上げようとしなくて大丈夫。大切なのは、相手に興味を向けること。
そこで役に立つのが、よく聞く「5W1H」 という考え方です。
これは、
いつ(When)
どこで(Where)
誰と(Who)
何を(What)
なぜ(Why)
どうやって(How)
という、相手の話を自然に広げるための“型”。
たとえば、「それって、いつ頃からですか?」「どうして好きになったんですか?」深掘りしようとしなくていい。相手の世界を、少しだけ覗かせてもらう。それくらいの距離感で十分です。
「ちゃんと聞いています」が伝わると、心は開く。話を聞くときに大切なのは、正解を出すことでも、気の利いた返しでもありません。
「うんうん」と相槌を打つ、「わかります」と同調する、途中で遮らず最後まで聞く、それだけで、人は安心します。
ここでよく出てくるのが「ミミッキング」 という関わり方。これは、相手の表情・声のトーン・話すスピード、をさりげなく合わせること。また、会話の一節を反復する。たとえば、相手がゆっくり話す人なら、こちらも少しゆっくり。楽しそうなら、表情を少し明るく。真似をしようと意識しなくて大丈夫。
会話の一節を反復とは、例えば「昨日のランチで食べたカレーがすごく美味しかったんですよ〜」「カレーが美味しかったんだ!」こんな感じです。拾って反復するだけで、相手は自分の話をちゃんと聞いてくれている!という確信と安心感が生まれます。
また、こんな言葉を思い出してみてください。
「そうなんだー」
「すごいですね」
「知らなかったです」
「さすがですね」
「センスいいですね」
いわゆる「会話のさしすせそ」。これらはすべて、評価ではなく、受容の言葉。「あなたの話を、そのまま受け取っています」そんなメッセージになります。そして、わかりやすくリアクションをとることで、会話が自然に盛り上がります。
注意が必要なアドバイスは、求められたときだけにする。つい良かれと思って自分の考えや知識、意見を言いたくなることもあります。でも、安心感をつくる会話では主義主張を押しすぎないことが大切。
「どう思いますか?」「どうしたらいいかな?」「何かアドバイスもらえますか?」そう聞かれたときに、はじめてやさしく伝える。それだけで、「この人は安全な人」という印象になります。
無理に面白いことを言って笑わせよう!盛り上げようとしなくても大丈夫。笑いは「共感のあと」にやってきます。「それ、わかります」「私も同じです」その共感の先に、ふっと空気が緩み、自然な笑顔や笑いが生まれます。
会話が上手な人とはたくさん話す人でも、面白いことを言う人でもなく、一緒にいて、安心できる人。
もし会話に迷ったら、「うまく話そう」ではなく、「安心してもらおう」と心の中でつぶやいてみてください。
それだけで、あなたの空気はやさしく変わり、会話もきっと自然に流れ始めます。
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